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痛風発作中のザイロリック

膝の画像

ザイロリックは痛風患者に用いられているお薬ですが、痛風の原因である高い尿酸値を下げる効果を持っています。

尿酸降下薬に代表されるザイロリックは、少しずつ体内の尿酸値を下げて行くのですが、ザイロリックの添付文書には下記の注意があります。
「3. 急性痛風発作がおさまるまで、本剤の投与を開始しないこと。
4. 投与初期に尿酸の移動により、痛風発作の一時的な増強をみることがある。
5. 本剤投与中に痛風が増悪した場合にはコルヒチン、インドメタシン等を併用すること。」

体内にたまった尿酸の結晶を溶かすことで痛風の症状を和らげてくれるザイロリックですが、痛風発作中に飲むと尿酸の結晶が溶けるのが早くなってしまい、痛風発作を悪化させることになるのです。

体内の尿酸値が変動または急激に下がると関節に激しい痛みが走ります。
痛風発作を経験したことがある方は、あの痛みを想像するだけでゾッとするでしょう。
そうならないように、痛風発作中はザイロリックの服用は控えましょう。

では、発作時の痛みはどう対処すれば良いのでしょうか。
発作の最中は鎮痛剤など痛みを和らげる効果を持つ薬を服用することで、楽になれるでしょう。

ただし、鎮痛効果のある薬の中でもアスピリンは禁物です。
アスピリンの効果には「痛風による痛み」と記載されていることがありますが、痛風の痛みにアスピリンを使用すると、サリチル酸製剤が尿酸の排せつを抑制する働きを持つため、尿酸値の変動が起こり、その結果、痛風の痛みがより激しくなります。
アスピリンを含む市販の鎮痛剤には、バファリン、ケロリン、エキセドリンAがあります。

痛風発作が治まったらまたザイロリックの服用を開始して、尿酸値を下げることが可能です。